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ヒジキを刈るには
潮が引くのを待たないといけません。
船で港からヒジキの生えている
磯場まで連れて行ってもらい、
浜辺でしばらく
潮が引くのを待ちます。
色とりどりのお帽子のおかげで
浜辺で海女さん達が座っていると
お花が咲いたように華やか(※注:後ろ姿)
潮が引いたら
いよいよヒジキ刈りなのですが、
ヒジキにも「良いモノ」と「悪いモノ」
があるようで
以前、入会地で刈ったヒジキは
シーズン初めの新芽(って言ってもいいのかな?)
だったので、
綺麗なモスグリーンでした。
それが今回刈ったヒジキは
根元が赤茶っぽくて、
ピンクの斑点(貝なんだそうです)
やフクロノリ(黄緑色のぷくっとした風船みたいなモノ)
がたくさん付いていて、
根元から先10センチほどは
刈れませんでした
もったいないーーーッ
特にこのピンクの貝は
食べた時に「ジャリッ」として
気持ち悪いんだそうです。
よけながら刈るのに
一苦労しました
今年はひと月ほど
ヒジキ口が例年より早くなったので
ヒジキもまだ短く、
刈りにくかったです。
昼に一回休憩があるのですが
その時に食べた菓子パンは
すごーく美味しく感じられました
労働の後の食事は
やっぱり最高ですねッ
「ヒジキ口③」に続きます