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海女さん達がヒジキを刈ると
浜辺や岩の上で待機している
若い男性たちが
ヒジキをスカリ(網袋)に
詰めていってくれます。
スカリに詰められたヒジキは
力自慢の男たちが
浜からバケツリレー形式で
船に運び込み、
船いっぱいに
ヒジキの入ったスカリを乗せたら
石鏡漁港へ運ばれます。
漁港に着くと今度は
周辺の駐車場や
鳥羽展望台の駐車場へ
ヒジキを運び、
「干し番」と呼ばれる人たちが
ヒジキを天日干しします。
そしてヒジキを刈り終えた海女さんや
同じくスカリにヒジキを詰めていた男達
が漁港へ帰ってくると、
今度は「干し番」の手伝いに行きます。
いつもは海女漁が終わると
海女小屋でのんびり火に当たるので
小屋に寄らずに帰るのは
ちょっと変な気分
家でシャワーを浴びて服に着替え、
少し休憩をしてから
展望台の駐車場へ向かうと
先ほど刈ったヒジキは
広々とした駐車場いっぱいに広げられ
アスファルトを黒々と染めていました
半乾きになったヒジキを
ひっくり返しながら
ゴミ(ピンクの貝やフクロノリ等)が
付いているものは
ゴミを取り除き、
地道にヒジキを綺麗にしていきます。
観光客の方々が
「なんだなんだ」と見てくるので
ちょっと恥ずかしい(笑)
立ち膝の状態で
小さなゴミを探して何時間も
作業をしていたので
帰宅後、目、首の後ろ、肩、
腰、ひじ、二の腕、太もも・・・
と、
ありとあらゆる箇所の筋肉痛に
苦しめられました
海藻系の漁はやっぱりシンドイです。
帰宅できたのは午後5時ごろ。
やっと1日終わりました。
ヘトヘトです
翌24日も漁に行けたので、
2日間このように過ごしましたが、
25日は風が強く、
ヒジキを刈りに行けませんでしたが、
前日に刈ったヒジキの世話をしに
半日外で仕事がありました。
こんな感じで3日間のヒジキ口に
参加してきました
4月の潮が引く頃
また次のヒジキ口があるようなので、
それまではまた
漁師さんのお手伝い(網バラキ)や
ワカメ漁をして
過ごすことになりそうです。
何はともあれ、
カマで手を切らなくてよかった。
無事にヒジキ口が終わって
よかったです