かれこれ
1年前の事になりますでしょうか。
夫、
首にアンカーが刺さりました。
タコ漁の最中、
船のローラーにロープが絡まり
先についていたアンカーが
ぶっ飛んできて
首にグサリと刺さったそうです
その時はヘッチャラだと思い
家で安静にしていたところ、
息がしにくく、苦しくなり、
病院へ行ったところ
首に空いた穴から空気が入り、
オマケにやっぱり首の血管もどっか
傷ついてた?らしく・・・
肺や心臓のまわりに空気と血液が溜まって
臓器を圧迫。
命の危険があるからと、
即入院となりました。
その時、
私は名古屋で仕事中。
夫の弟のしんちゃんから
「兄貴がヤバイ。
死ぬかもしれないって…
姉さん早く来て!!」
と、
鬼気迫る連絡がありました。
(夫が大怪我を・・・!死ぬかもしれないなんて!)
彼の仕事上、
こんな事がいつか起こると
思っていましたが、
震えが止まりません・・・
そして私は
うろたえるしんちゃんに向かって
こう答えました。
無慈悲・・・ッ!!
いえ、アノ、これには訳が・・・
夫は何か『大きな事を成す人』だと
私は出会った時から
信じていました。
だからこの時も
「きっと大丈夫!!夫は
こんなところで死ぬ人じゃない」
と、思ったが故の
英断!
退院後の夫に
「来てほしかった?」 と聞くと、
「来なかったことで安心した。
慌てて来てたらガッカリするところだった」
と。
あ、あっぶね~~~ッ!
セーフ、セーーフ!!
飛んで行って
返り討ちに遭う所でした・・・
首の傷はもうすっかり良くなって、
跡も目立たなくなりました。
これをきっかけに
夫の『不死身神話』が
出来上がった事と
その妻が意外と冷たいという事が
知人友人の間で
語り草になったという・・・
クッ!
納得できないッ