海女日記 < 新米海女リッチャン >

都会のOLが海女に転身?!海女修行&漁師町ライフをご紹介します!

海女歴1年①

 

 

 

鳥羽へ移住して

 

早いもので

 

1年経ちましたびっくり!

 

そこで、

 

1年前と今、

 

振り返ってみようと思います。

 

 

 

 

1年前の自分は

 

名古屋で4年半

 

会社員をしていました。

 

 

 

去年まで勤めていた

 

会社でのワタシは

 

かなり『厄介な社員』

 

だったと思います。

 

 

 

 

元々なりたかった

 

総合職(営業職)は

 

「女性だから」

 

と言う理由で

 

採用時にダメになり、

 

代わりに事務職として

 

希望の部署に配属され、

 

「頑張れば総合職になれるはず!」

 

 

鼻息も荒く仕事に臨んでいた為に

 

一緒に働く同僚や同期としては

 

独りよがりでワガママな仕事っぷりで

 

非常に面倒くさい存在

 

だったと思いますショボーンあせる

 

 

 

 

特に

 

同期で同じ部署に配属された

 

H君。

 

 

 

 

ワタシは彼を

 

入社当時からライバル視していて

 

「どうして彼は営業なのに、この私が事務なの!?むかっ

 

と、

 

行き場のない不満を

 

関係のない同期に向けていました。

 

 

 

当時の私は

 

根拠のない自信野心に溢れていて、

 

自分はオンナだから正当に評価されない

 

可哀想な存在なのだ!

 

周囲に自分の能力の高さを

 

なんとしてでも認めさせなければ!

 

 

無我夢中でした。

 

 

 

 

 

ですが石鏡へ移住してみて

 

自分が大してすごいわけでも

 

会社や上司が悪かったわけでもない、

 

単純に

 

自分に能力がなかった

 

だけなのだということに

 

気付かされました。

 

 

 

 

在職中

 

上手に仕事が回せていたように思うのも、

 

上司や同僚のサポートがあったから

 

出来ていただけで、

 

会社がこれまで築き上げてきた

 

信頼とブランド力があったからであって、

 

決してワタシの能力が高いから

 

やれていたのではなかった

 

という事に、

 

仕事を辞めて

 

田舎で何の役にも立たない

 

自分を知ったことで

 

ようやく気が付けました。

 

 

 

 

同期のH君だって

 

ワタシが会社の偉い人たちに

 

媚びを売って

 

総合職になれるようにと

 

無駄な努力をしていた時に、

 

地道にお客様との信頼関係を築き

 

上司や先輩から多くを学び

 

悩んで迷って失敗して

 

コツコツと努力していたから

 

あのようにキチンと仕事が出来、

 

周りから認められる

 

人間になっていったんだと

 

今になって分かりました。

 

 

 

 

オンナだから仕事をさせて貰えない

 

のではなく

 

こんな私だから仕事を任せて貰えなかった

 

 

 

 

という事に気付けた今、

 

あの数年間の自分が

 

顔から火が出るほど恥ずかしくてたまらなく、

 

同時に

 

支えてくれていたたくさんの方々への

 

感謝の想いがふつふつを

 

湧いてきます・・・

 

 

 

 

あの時先輩に叱られたこと、

 

あの時上司にフォローして貰えたこと、

 

なんでその時は

 

そのありがたさに気付かなかったんだろうと

 

反省しっぱなしの最近ですあせる

 

 

 

 

『自分は出来る!』と

 

勘違いしていたワタシに

 

往復ビンタを食らわせてやりたいッビックリマーク

 

 

 

会社を辞めて

 

何が良かったかと言えば、

 

『出来ない自分に気が付けたこと』

 

それくらいです。

 

 

 

 

 

読んでくれているか

 

分かりませんが、

 

この場をお借りして元・同僚の皆様には

 

「迷惑をおかけして、すみませんでした!」

そして、

「こんな自分を助けて下さり、本当にどうもありがとうございました!」

 

と伝えたいと思います。

 

 

 

 

そして

 

このブログを読んで

 

ギクッとしたそこの貴方。

 

ワタシと一緒にこれからは

 

もっと地道に謙虚に

 

頑張っていきましょう照れ汗