海女日記 < 新米海女リッチャン >

都会のOLが海女に転身?!海女修行&漁師町ライフをご紹介します!

海女の取材




先日、わたしたちの海女小屋へ

 

海外の雑誌か何かの

 

取材の方々がみえました。

 

 

 

 

 

事前に人が来るのは

 

知っていたのですが、

 

思った以上に大人数(5名)で

 

しかもかなりガッツリと取材をされ

 

突然のことに

 

海女さん達ビックリビックリマーク

 

 

 

 

てっきり、知人の友人が

 

海女見学に来るものとばかり

 

思っていたので、

 

プロの通訳付き

 

カメラマン付きの

 

本格取材。

 

しかも取材した内容は

 

数か国語に翻訳されて

 

世界中に出回るそうガーン(ヒエーッあせる

 

 

 

 

名前を誌面に掲載すると聞き

 

ターコバアに至ってはもう

 

名前も名乗らない、

 

質問にも一切答えないハッ

 

の塩対応。

 

 

 

 

 

代わりに一身に降り注ぐ

 

かなり個人的な内容の質問の矢に

 

朝子さんはタジタジ・・・あせる

 

 

 

 

 

なんだか見ていられなかったので

 

こうなんだよね、ああなんだよね、と

 

私なりに助け舟を出した

 

つもりでしたが、

 

意外にもそれが

 

取材を長引かせてしまい

 

もう小屋を出なければいけない

 

時間になっても

 

なかなか質問を止めてくれませんガーン

 

(みみみ、ミスった・・・っタラー

 

 

 

 

大急ぎで身支度を済ませ

 

急いで帰ろうとすると、

 

「写真を撮りたいから

小屋の前で並んで立って欲しい」

 

とリクエストがッガーン

 

 

 

ちょっ 急いでるんですけど!?

 

受け取りの時間に

 

遅れちゃうよぉーショック!あせるあせる

 

 

 

 

その後も帰ろうとする道すがら

 

手に持ったトコブシ

 

顔の横まで持ち上げてと

 

朝子さんに写真のポージングまで

 

要求をしていて

 

見ているこっちがイライラ・・・むかっ

 

 

 

 

なんだい、「おばさん」て、

 

なんて失礼なんだ。

 

さっき名前なら名乗っただろう。

 

こっちは仕事を終えたばかりで

 

クタクタだっていうのに。

 

 

 

 

取材を受けた当人も

 

まさかこんなことになるとは

 

思ってなかったようで

 

「話と違う!」と

 

ご立腹イラッ

 

 

 

 

こんな取材は私は初めてだったので

 

驚き憤りを感じたと同時に

 

自分が今後

 

友人や知人を海女小屋に招いた際の

 

大きな課題だなァと思いました。

 

 

 

 

やっぱり、来る人には

 

きちんと事前に説明をして

 

海女さん達に迷惑をかけないように

 

コントロール出来なきゃいけないなァ・・・

 

 

 

『部外者立ち入り禁止!!

 

なんて言われかねませんアセアセ

 

 

 

 

海女さんの写真を撮りたい

 

取材をしたい

 

見学をしたいと言ってくれる

 

友人や知人もいるので、

 

出来るだけ期待に応えたいと

 

思うのですが、

 

あまりに『海女』の事を知らなすぎたり

 

ただの興味本位で来る人には

 

ちょっと慎重にならなきゃなと

 

今回の件を通して思いました。

 

 

 

 

実際、今も知り合いが写真を撮りたいと

 

言ってきているので

 

「生半可な気持ちなら、お断りですよ」

 

と厳しめに話をしています。

 

本気で海女さんの撮影がしたいなら

 

2、3日ここに滞在して

 

海女さんや地元の人と

 

仲良くなれてからにしてほしいと

 

条件を出しました。

 

 

 

 

新米海女の自分ですら

 

ブログやSNS

 

他の海女さんの顔が写り込まないように

 

結構、気を付けているんです。

 

 

 

 

海女の事を

 

より多くの人に知ってもらいたいと

 

思う一方で

 

個人のプライバシーは尊重したい。

 

難しいところです・・・

 

自分も、本名をさらけ出せないし。

 

こんな世の中ですからね。

 

何が起こるか分かりません。

 

 

 

 

いやでも本当、難しい・・・