海女日記 < 新米海女リッチャン >

都会のOLが海女に転身?!海女修行&漁師町ライフをご紹介します!

地域おこし協力隊の選考会

 
 
 
こんにちは、リッチャンです。
 
 
 
本日、石鏡は久しぶりの雨です傘
 
サァーッという雨音が心地いいです。
 
 
 
そんな今日は
 
ふと、思い出したので
 
『地域おこし協力隊の選考会』
 
の時の話を少し。
 
 
 
私が石鏡へ移住を決めた
 
少し後の
 
2015年6月某日。
 
石鏡町の公民館で
 
地域おこし協力隊の選考会が
 
行われました。
 
 
 
実は私も
 
選考会に参加していたんですよ♪
 
 
 
私を含めて
 
「海女見習い」の応募者は
 
全部で6名。
 
東京、名古屋、大阪、静岡、京都など
 
色々な場所から女性が集まり
 
それぞれの熱い思いを伝えました。
 

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すでに夫が石鏡に住んでいる私が
 
何故この選考会に応募したのかというと、
 
「一緒に働く仲間に早く会いたかったから」
 
「どんな人が海女になりたいと思っているのか知りたかったから」
 
「協力隊のお給料に目がくらんで」
 
という3つが理由でした。
 
3つ目の理由のリアルさが際立ちますね(笑)
 
 
 
だって、不安だったんだもの、
 
お金・・・えーん札束
 
 
 
ちなみに、後に採用される
 
アイちゃん、モモちゃんとは別の日程で
 
この時は会えませんでした。
 
 
 
一緒に選考会に参加した
 
他の3名の方たち。
 
1人とは以前から知り合いでしたが
 
他のお2人は初対面。
 
すでに海女になることが決まっていた私と違い
 
皆さん、少し緊張したような面持ちでした。
 
でも、都会→田舎への移住や
 
『海女』という特殊なライフスタイルへの
 
興味や憧れ、そして不安、
 
色々と共感できることもあって
 
休憩室での談話は
 
すごく盛り上がりました。
 
 
 
私と違いみなさん
 
移住先にはツテがない方ばかり。
 
女性一人で移住って
 
並大抵の覚悟ではないと思うんです。
 
しかも石鏡はちょっと閉鎖的な雰囲気があって
 
『移住者ウェルカム!』な田舎とは少し違う。
 
だから、すごいなって。
 
純粋に思いました。
 
応援したいなって。
 

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皆さん想いはそれぞれ違いましたが
 
素敵な方ばかりでした。
 
 
 
そしてそんな中採用されたお二人は
 
持ち前の才能と努力で
 
石鏡で立派な海女さんになりました。
 
 
 
良い仲間に恵まれたおかげで
 
私もめげずに海女が出来ています。
 
同世代の仲間がいない状況で
 
たった1人、手探り状態で
 
海女見習いになっていたらと想像すると
 
ぞっとしますが・・・ゲッソリ
 
 
 
彼女たちは今ごろ
 
どうしているのでしょうか・・・
 
元気にしているかな。
 
まだ海女になりたいと
 
思ってくれているのかな・・・
 
時々ふと、そんなことを考えます。
 
 
 
 
海女になるのは
 
思った以上にしんどくって
 
弱音を吐いてばかりの私ですが
 
それでも、石鏡へ来てよかったと
 
思っていますよ。
 
海女になって良かったと思います。
 
 
 
この先たぶん一生ここにいるので
 
また遊びに来てください。
 
 
 
と、見てもらえるかも分からないメッセージを
 
ここに書いておくことにします。
 
 
 
海女は60歳になってからでも
 
始めることが出来る生き方です。
 
皆さんのタイミングで、
 
「なりたい」と思ったら来てください。
 
 
 
その時までに
 
先輩から教えてもらったことを
 
きちんと記録し、記憶して
 
皆さんと共有できるように
 
準備をしておきます。
 
 
 
もし良かったらこのブログを見て
 
来るその日のために
 
『今の石鏡』 をキャッチアップ
 
しておいていただければ、
 
移住後すんなりと溶け込めるかも?
 
と思うのですが、
 
それはちょっと言いすぎかなぶー音譜
 
 
 
また会いたいな~照れ