海女日記 < 新米海女リッチャン >

都会のOLが海女に転身?!海女修行&漁師町ライフをご紹介します!

さとうみ庵 ②

 
 
こんにちは、リッチャンです。
 
 
 
 
前回のブログ(『さとうみ庵』)、
 
今日は施設や海女さんについて。
 

 

 
 
 
 
今回お話を伺ったのは
 
ベテラン海女のハヤシさん。
 
若い頃2年間、
 
アメリカで観光海女として
 
素潜りのショーをされていたという
 
異色の経歴の持ち主でした!!
 
 
 
 
そんなハヤシさんは
 
おしゃべりもとても上手。
 
話題の引き出しが豊富で
 
聞く人を飽きさせません。
 
私みたいな
 
多少、海女に詳しい人が来ても
 
面倒くさがらずに話をしてくれますし
 
海女のことについて
 
結構突っ込んだ質問をしても
 
笑顔で何でも
 
答えてくださいました。
 
 
 
 
体験施設は木でできた建物で
 
中は広々快適でした。
 
私の使う本物の海女小屋は
 
トタン板を貼った小さな小屋ですが、
 
火をたくと小屋の中に煙が充満して
 
息苦しく、目も痛いです。
 
 
 
海で潜ってきた海女と違い
 
来訪者は身体が冷えていないので
 
私たち海女と同じ空間で
 
ガンガンに焚かれた火の側にいることは
 
暑くて暑くてたまらないと思います
 

f:id:ama-diary:20200822140316j:plain

 
 
その点、こういう観光施設は
 
お客様が快適に過ごせて
 
ちょうどいいのかもしれません。
 
 
 
 
また私たちのように
 
海女が漁をするための海女小屋は
 
仕事をするための場所です。
 
そういう場所によその人を招くのは
 
正直、仕事の邪魔になることもあります。
 
 
 
気前のいい海女さんは
 
自分が獲ったサザエやウニなどを
 
「ほら、食え!」と
 
プレゼントしてくれたりもしますが
 
本来、それらは彼女たちの収入源。
 
おいそれと来訪者にタダで
 
提供するわけにはいきません。
 
 
 
 
その点、海女小屋体験施設なら
 
提供される食事の内容や料金も
 
決まっているので
 
先輩海女が自分のお客様に
 
高級アワビをタダで食べさせることに
 
ドキドキしなくても済みます(笑)
 
海女さんも水揚げの時間を気にしたり
 
火にあたって体を休めなきゃなんていう
 
慌ただしさもないので、
 
お客様との会話を純粋に楽しめます。
 
 
 
私たちの海女小屋に人を案内する際、
 
なかなか来訪者の質問が終わらなくて
 
着替えたいから小屋から出て行って欲しいと
 
言いづらかったり、
 
撮影に付き合っていて
 
漁協への水揚げの時間に
 
遅れそうになることもあります
 
それが
 
仲間の海女さんに申し訳なくって
 
 
 
 
リアル海女の仕事場は
 
ドタバタと忙しくて大変なんです。
 
 
 
あまり良く知らなかった
 
海女小屋体験施設でしたが、
 
自分の海女小屋に人を案内する際の
 
トラブルや大変さを考えると
 
こういう施設がある事は
 
すごく良いなと感じました。
 
 
 
正直、お食事メニューについて
 
「えー、海女の獲る魚貝類じゃないのか」
 
と思うメニューもありましたが、
 
考えてみれば海女の獲物って
 
アワビとか伊勢エビとか
 
実際ものすごく高額で
 
一度のランチやディナーで
 
一人あたり数万円とか
 
無理ですよね・・・
 
どんなブルジョアジーですか?ってね。
 
 
 
海女さんとのおしゃべりと
 
炭火で焼いた美味しい魚貝類と
 
海の見えるキレイな施設を
 
楽しむだけなら、
 
数千円でそのすべてが堪能できる
 
さとうみ庵のような場所は
 
うってつけかもしれません。
 
 
 
もちろん、
 
少しランクの高いコースを頼んで
 
アワビや伊勢エビを
 
海女さんの話を聞きながら食べるなんて
 
最高の贅沢だと思います。
 
アワビをどうやって獲るのか、とか
 
伊勢エビはどんな所に隠れているのか、
 
なんて話をそれらを食べながら
 
本物の海女さんに聞けたら
 
絶対に楽しいでしょうッ
 
私もそういう話するの、
 
大好きです(笑)
 
みんなまるで水中にいるかのように
 
身体をひねらせて、
 
手を岩の下に入れて
 
獲物を探る様子を
 
実演してくれると思いますよ。
 
臨場感満載です!
 

f:id:ama-diary:20200822140350j:plain