<過去ブログ①と②>
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セルフリノベーションの1日目、古いトタン屋根のうちたった1割程度しか外すことが出来なかったことを受けて「このスピードではマズイ!」と焦り、翌日は早朝7時から作業に取り掛かる事に。
ちょうどこの日は海女漁(ワカメ)がなかったので、丸一日を海女小屋修理に使うぞと意気込みいざ作業開始ッ!!
脚立の位置を変えながらちょっとずつちょっとずつ古いトタン板を外し、頭もズボンも煤だらけ、錆びた鉄くずだらけになりながら夢中で作業。
水筒に入れて持ってきたコーヒーを時々飲みつつ、ふぅふぅ言いながら大工仕事に精を出す事2時間。
ようやくすべてのトタン板を外すことが出来ました!
ご覧頂いて分かるように、屋根を柱に固定するために傘釘を打つのですが、柱は釘が刺さるように単管パイプの上に木材が乗せられてます。そして単管パイプと木材は針金でぐるぐると固定してあるだけのとっても簡単な作り!
海女小屋のことを人に説明する際、「掘っ立て小屋」とか「粗末な小屋」とよく呼んでからかっている私ですが、本当にこんなに簡単な作りだったと知って、ちょっと笑いました(笑)
屋根を外し終わったのでお昼ご飯を食べるために一度帰宅し、すぐにまた海女小屋に直行。
今度は古くて錆び錆びの単管パイプ(=鋼管)の対処法として、古い単管パイプはそのままに(1つ外すと全部外さなくてはならない作りのため古いパイプの撤去は不可能でした)、新しい単管パイプを古い単管パイプに沿わせて補強をするという作戦にしました。
ワカメの干し場作りで単管パイプを組み立てる時、クランプを使って器用にパイプを繋げていく夫を眺めながら「いや~すごいね~!私には無理だわ~(笑)」と言っていたのに、今わたし、やってるわ。あれからまだたった3週間しか経っていないのに!
パイプが組み終わったので、今度は新しい波板を上に乗せます。
今回は丈夫で耐候性が強いと言われる「ガルバリウム鋼板」をメインに、室内の明り取りとして東側の一部に透明の「ポリカーボネート」の波板を使用する事にしました。
ホームセンターで「ガルバの9尺下さい」とか「ポリカのクリアを」なんて言って注文している自分、ちょっとカッコイイとか思いました(笑)
たぶんちょっと顔もドヤっていたと思いますwww
海側から吹き付ける風を考え、山側からガルバリウム鋼板の波板を貼っていきます。
傘釘を打つとガルバリウム鋼板だとガンガンとすごくうるさく響くので、近所に住む海女さんに「うるさい!頭が割れそうだ!」と怒られてしまいました(ごめんねー)。
午後5時になり段々と辺りが暗くなってきたので、この日の作業は終了。
トタン板を全体の半分貼った所で時間切れとなってしまいました。
(④に続く)