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免疫パスポート ー 新型コロナウイルス関連情報

免疫パスポート ー 新型コロナウイルス関連情報

 

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海外のニュースから、新型コロナウイルス関連の

気になるワードや情報をシェアしていきます。

今回は各国で話題となっている

【免疫パスポート】

についてご紹介します。

 

 

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Photo by Nicole Geri on Unsplash

 

「免疫パスポート」はロックダウンや現在行われている移動規制を緩和するためのツールとして、現在各国で使用の是非が議論されているものです。

 

免疫パスポートとは何か?

 

免疫パスポートは英語で immunity passport [ イミュニティー・パスポート ] と呼ばれています。

これはつまり、あなたの immune system (免疫システム)が新型コロナウイルスに対抗できる力をすでに持っている、という事を証明し「見える化」するツールだという事です。

 

免疫パスポートには、「わたしはこのレベルの抗体(ウイルスをやっつける力)があります」という旨の内容が記載され、これを持っていると「黄門様の印籠」のごとく、以前のように自由に色々な所に行ったり、人と会ったりできるようになるという訳です。

 

免疫パスポートの問題点 ー その1

 

しかしWHO(世界保健機構)は、免疫パスポートの導入に対し「ちょっと待った!」と警告をしています。

 

理由の一つに、今回の新型コロナウイルス Covid-19 の特徴として、

「抗体があっても、また感染する可能性が高い」

という点があります。

 

そう、新型コロナウイルスに対する免疫があると言っても、必ずしも安全とは言い切れないんです・・・!

 

 

 

 

「抗体」とは?

 

こちらの記事にもある通り、すでに新型コロナウイルスを克服した人もまたもう一度新型コロナウイルスに感染する可能性があるんです。

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-52451012

 

中国で実施されたある検証によると、新型コロナウイルスに感染したのちに回復した人たちの内、30%の人々が非常に弱い状態の抗体しか獲得できていなかったという報告があります。つまりこの人たちは病気が治ったけれども、また感染する可能性があるということです。

 

「抗体」というのは人間の体が自ら作り出すもので、「あるテロリスト専門の特殊部隊」みたいな存在です。以前その身体で経験したことがあるウイルスなどの「抗原」を見つけると、その「抗原」に合わせた専門部隊が出動します。

 

 免疫システムがウイルスを発見すると、

 

「はいはいはい。コイツの顔どっかで見た事あるわ。あん時のテロリストやな!

たしか昔全力で退治した事あったな!こいつまた来やがったんかー!」

 

と思い出してですね、

 

「あん時は確かこの特殊部隊送り込んで、こんな感じで退治したっけな」

 

とその時の記憶を思い出して、一気に戦闘部隊(=抗体)を送り込むんですね。

 

普通は見知らぬウイルスっぽい奴が身体に侵入すると、

とりあえず地元警察による職質から・・・みたいな流れがあります。

ですが、身体の中にもう「抗体」が出来てる状態なら、そんな手順や上司への確認なんてのは一気にすっ飛ばして、即SWAT出動!みたいな流れになるんです。

 

「見つけ次第皆殺しにしろッ!」というすごい状態。

ウイルス繁殖のスキを与えないんですね。

テロリストで言うと、爆弾系なのか、毒ガス系なのか、ナイフ持って立てこもり系なのか、とかあるように、そのテロリストに合った専門の特殊部隊を編成するんですから処理に無駄がないんですよね。

 

そうする事で初期の段階でウイルスを速やかに駆逐する、という作戦が決行されるわけなのです。

 

ただウイルスもなかなかやるもんで、毎回姿を変えてきます。

イメージとしては、毎回、顔を整形して来たりする感じ。

 

免疫警察:「ん?あれ、お前どっかで見た気がするけど・・・」

コロナ:「え?やだ、おまわりさん、気のせいですよ。初めましてですよ」

免疫警察:「・・・そう?んー、そっか、気のせいか。ごめんね呼び止めて」

コロナ:「いいえ~、お勤めご苦労様です~(去りながらニヤリ)」

 

みたいなイメージです。怖ッ!!(゚Д゚; )

 

新型コロナウイルスを克服し、抗体を獲得しても、また感染する可能性がある上にそれを別の人にまた感染させてしまう可能性もある。

 

そのため、WHOは「免疫パスポートを今発行して人々が行き来できるようになってしまえば、せっかく落ち着いてきた感染者数がまた上昇してしまうかもしれない!」と危惧しているのです。

 

 

 

 

各国の現状

 

チリ政府は4月20日に「健康パスポート」なるものを発給すると発表しました。

チリでは4600人もの人々が新型コロナウイルスから回復し、彼らに証明書を発行する事で仕事に復帰し日常生活に戻れるようにするというものです。

 

ただチリ国内でもこの証明書の発行は早すぎるという意見もあり、議論を呼んでいます。

 

アプリで新型コロナウイルス克服者の見える化を図ろうとする取り組みもあり、イギリスやフランスの企業が「免疫パスポート」のような証明書を作る動きもすでにあります。

 

 

免疫パスポートの問題点 ー その2

 

免疫パスポートが発行された場合に心配される事として、

・免疫パスポートの不正売買

・免疫パスポートのレベルやあるなしで生まれる差別

なども考えられます。

 

一方で長期化が懸念されるロックダウンや経済の停滞に対する、有効な打開策として注目されている「免疫パスポート」。

 

これから目が離せない話題です。