もう一月も前の事ですが
7月に29歳になりました
今日はそんな誕生日に起こった
出来事について。
29歳の誕生日のその日は
海女漁がありました。
海女へ行く準備を整え、
次は軽トラを取りに行きます。
軽トラは漁師の親方の物なので
毎朝親方の編立小屋まで
軽トラを借りに行っているんです。
親方からは合鍵を借りており、
海女に行く時は自由に使っていいと
言われています。
(親方、やさしい・・・)
ところが、その日。
いくら探しても
軽トラの鍵が見つかりません!!
まさか・・・・
無くした!?
人から借りているものなだけに
冷や汗が背中を伝います
落ち着け!
よく思い出すんだ!
昨日の午後までは
確かにあって・・・
その後、買い物に出かけて・・・
あっ!
夫の車の中・・・!
鍵の在処が分かり
ホッしたのもつかの間、
これは・・・マズいです
その日の朝も
夫は親方と一緒に
タコのカゴを引き揚げに
船で沖へ行きました。
夫は海の上です。
つまり彼の車の鍵も
夫と一緒に
海の上
車は目の前にあるのに
中の軽トラの鍵が
取り出せない・・・ッ
一風変わったインロック
やってしまいました。
しかも何故
今日(誕生日)に限って
編立小屋(漁師小屋)へ
すごすごと参上し、
サチバアに事情を説明すると
「10時までは帰ってこないと思うよ」
と
あぁ・・・
遅刻決定です。
自分は良いのですが、
私のせいで
お師匠のターコバアまで
海女に行けなくなって
しまってはいけないと思い、
(ターコバアは私の運転する軽トラで海女へ行きます)
近くにいた別の漁師さんに
ターコバアを海女小屋まで
車で代わりに送って欲しいと
お願いしました
しかし
相談する相手がマズかったのか
サチバアがパニックになってしまい、
「リッチャンが海女に遅刻やッ!!
だだだ誰かに車を頼んでくるッ」
と走り出そうとするので、
「いいよ、ばーちゃん
2本目(の漁に)間に合えばいいからッ
落ち着いてッ」
と
制止するのに苦労しました
この時点で
なんや なんや と
周りに人だかりが出来始め、
もンのすごく
恥ずかしかったデス
10時頃になって
沖から戻ってきた夫に
事情を話して
車の鍵を受け取る時の
何とも言えない顔
ク・・・ッ
冷たい視線が突き刺さる・・・
朝から散々な誕生日。
しかし2本目の漁には
何とか間に合いました。
朝から色々あったので
漁の結果は
あまり覚えていません
29歳。
こんな感じで
スタートからドタバタでしたが、
頑張って行こうと
思います