ついにッ

ついに私たちの海女小屋にも
水道が取り付けられましたッ



やったーーーあ





わっしょい
わっしょいッ




鳥羽市役所の皆さん
ありがとうございます



文明到来・・・

もう
「
海女さんは川へ水汲みに・・・」

なんて
『日本昔ばなし』なコト
しなくていいんですねッ
喜

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まぁ、アレはアレで
楽しいんですけどね(笑)
実はこの水道、
海女のばーちゃんたちの
悲願だったんです

石鏡で新人海女さんを
受け入れると決まった時、
受け入れ側としては
「もしその子達に何かあったら
一体誰が責任をとるんやッ!?」
と、海女さん達が不安がり、
どこの海女小屋で面倒をみるか
すぐには決まらなかったそうです。
そりゃ、そうですよね。
何も知らない、
都会から来た若い女性に
道具の準備から海女の風習から
何から何まで
教えていかなきゃいけないって
ばーちゃんたちからしたら
「厄介」
以外の何物でもありません

もし海で
事故や怪我なんかされたら、
たまったもんじゃありません・・・
それでも受け入れてくれた
今のカマド(海女小屋)の
ばーちゃんたちには
本当に感謝しています

そしてばーちゃんたちも
ちゃっかりしたもので、
「海女を教えてやるから、
代わりにワシらの小屋に水道を引いてくれ」
と役所に交渉したんだそうです。
交換条件を出すとは
ビジネスマン顔向けです。
やるなぁ、ばーちゃん
(笑)

もちろん、
水道代はカマドのメンバーで折半です。
タダじゃありませんよ!
ばーちゃんたちも
綺麗な水が使えるようになって
すごく嬉しそうでした

私たちも
もちろんすごく嬉しいデスッ

感謝、感謝
