海女日記 < 新米海女リッチャン >

都会のOLが海女に転身?漁師町ライフブログ

お手柄

 

かなり前の話です。



海女を始めて間もない頃、

わたしはまだサザエが

全然獲れませんでした。

 
 
 
 
本当に

全くと言っていいほど

獲れなかったんです



そんな私に夫は

「サザエはいいから、
ウニを獲っておいで」


とアドバイスをくれました。



ウニ、というのは

バフンウニではなく

クロウニ(ムラサキウニの事で

石鏡では水揚げされないので

海女さん達も獲らない獲物です。



海に慣れるために

夫から出された課題。

クロウニならごろごろしているので

ど素人の私でもたくさん獲れます



獲ってきたウニは

塩辛にして

友人・知人に

配って回りました。



ただ、加工がとても大変で、

慣れない海女仕事で

疲れ切って帰ってきた後に

大量のクロウニを割り

中の身を取り出して

海水で何度も洗って

ゴミを取り除いて、

塩をまぶして・・・



気が付けば夜10時を回っていることも

ざらでしたチーンzzz



そんな折、

作業の途中で力尽き

夫にその先の処理を任せた所、

翌朝、

Facebookを見ると

夫が
 
『こんなに大量のウニを
処理しました




さも、全部自分でやりました!

という様な書き方をしていて

心底

イラ・・・ッッむかっむかっ

としました。



「いやいや途中で投げ出したけど
8割やったのワタシだしムキー


と思って。

 


小さい人間ですみませんショックガーン



でもその時は

手柄を横取りされたみたいで

悔しかったのです・・・あせるあせる



海女を始めたばかりで

全然みんなのように

獲物が獲れないし、

毎日毎日、

波酔いで吐きまくって

辛いし苦しいし情けないし・・・

ちょっとでも

自分もちゃんとやれるんだ!

ってことを

見つけようと

ものすごく必死だった

時期なので

(今もそんなに変わらないケド

小さな手柄でも

独り占めしたかったんだと

思います・・・



「(素人なんだから)
出来なくて当然ですよね~」


と、

口では言っていましたが

本当は

悔しくて、悔しくて


たまらなかったのです・・・



夫もソレに気付いてか、

「肩に力が入りすぎてるぞ!」


とよく注意されましたが

「そんなの分かってるッ

と、

まさに「火に油」でした滝汗



正直、才能とか

そういった点で見れば

自分は海女は向いていない

と思うので(笑)、

あと数年は

この劣等感やネガティブなループと

上手にお付合いしなきゃいけないかな

と思ってます



ミジンコハートで

ごめんよ・・・



でもやっぱり
 
「出来ない」ということが

すごく悔しいし、
 


早く認められたい!

 
 


一人前の海女になりたい!!

 
 
と強く思います。


 
まだまだこれからですが

めげずに、頑張ろうと

思いますッ



という

しょーもない後日談でした(笑)