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「今日は海女がある」
となれば、
急いで支度をしなければなりません
もはやキッチンは戦場の如く
大急ぎで昼のお弁当とお茶を
準備します。
同時進行で
ウェットスーツなども準備
海女の出漁時間は
朝の8時半からですが、
その前に1時間ほど
焚火に当たって体を温めるので、
遅くとも7時半には
海女小屋に居なければいけません。
石鏡の海女小屋は
複数箇所あるのですが
結構、設備や立地に差があって、
うちは割と
獣道の先にひっそりとたたずむ
木とトタン板で出来た(←すごくない?笑)
THE・海女小屋!なのですが
以前、石鏡港近くの小屋を
前磯のときに一度
使わせてもらったのですが
立地がいいだけでなく、
シャワールームありの
コンクリートでできた建物で
結構、イイ


よく、よその海女小屋の海女さんたちに
「あんたらン所の海女さんらは
出るのが早すぎる!」
と言って苦情を言われるのですが、
(先に出漁してズルをしてるんじゃないか、という事です
)
と言って苦情を言われるのですが、
(先に出漁してズルをしてるんじゃないか、という事です

車で細い山道をクネクネ走り、
しかもウチは水道がないので
朝っぱらから
川に水を汲みに
行かねばならず、
人より早く家を出ないと
海女、間に合わないんだよーッ
やっていることは
まるで
日本昔ばなし
海女さんは基本的に
親や親戚がいる海女小屋に
仲間に入れてもらってからは
ずっと同じ小屋で、
同じメンバーで
海女をしていくことになるので
他の小屋がどうやっているのか
あまり知らないようなのです。
と、いうわけで、
私はいつも7時に家を出ます
車はお世話になっている漁師さんの
軽トラックを借りて
運転していきます。
海女や漁師になりたい人は
マニュアル免許
取っておいた方がいいですよ
海女小屋に到着してからの様子は
次の「海女の朝③」で書きますね!